未経験でもチャレンジできる美容系のお仕事


美容に関して興味のある方なら、一度は「大好きな美容関係の仕事に就きたい」と思ったことがあるのではないでしょうか?他の誰かにも感謝されて、なおかつ自分も美しくなれるならお得ですよね!今回は、未経験でもチャレンジできる美容系のお仕事についてご紹介いたします!

美容業界で働く場所は大きく分けて3つ

美容業界は、コスメ関連を除くと大きく分けて「美容室・理容室」「エステサロン・リラクゼーションサロン」「ネイルサロン・まつげエクステサロン」の3つが活躍の場所となります。

①美容室・理容室
美容室は全国で24万店舗以上あり、この数はコンビニよりも多いので、競争が激化しています。美容室ではヘアカットやカラー・パーマ、メイクやまつエク、ネイルや着付けなど、美容に関するさまざまな施術を提供することができます。理容室は、カットやシャンプーなどで髪の毛を整える整髪と、髭や顔剃りなどのシェービングを行なうことができます。美容室との違いは「整える」ことを目的と定義されていることです。また、理容室だけに許されていて、美容室ではできない施術が「シェービング」です。そのため、理容室は男性客がメインである場合が多いのです。

②エステサロン・リラクゼーションサロン
エステサロンやリラクゼーションサロンでは、スキンケアや体型を整えるプロポーションメイキング、そしてリラクゼーションの施術を行います。今では、エステティシャンとひとくくりにできないほどのさまざまな施術内容があるため、多くの呼び名の仕事があります。美容室と同様、チェーン展開をしている大手企業と、中小企業や個人経営の店舗があります。

③ネイルサロン・まつげエクステサロン
ネイルサロンは全国で2万店舗以上ありますが、ここ数年は、全体としては増えていないようです。またセルフネイルをする人も増えたため、1回あたりの単価が下がり、価格競争にさらされています。ネイリストになるための必須の資格はなく、美容室やエステサロンといった専業以外との競争も一因だと考えられ、すでに市場は成熟してしまったとも言われています。それに対して、まつげエクステサロンの数はまだ把握されていませんが、まだ成長の余地があると言われています。ネイリストと違い、アイリストと呼ばれるまつげエクステ等の施術を行うには「美容師免許」が必要です。

美容業界に必要な経験や資格

美容業界のお仕事は、ざっくりと「施術」と「接客」だと言えます。そのため「専門知識や技術」と「接客経験」があれば評価されます。

・専門知識や技術
美容師と理容師は免許が必須なので、専門知識や技術を学べていることが前提条件となるお仕事です。また、アイリストも「美容師免許」が必要です。いずれも、美容師免許があれば、未経験歓迎の求人はあります。エステサロンやリラクゼーションサロンでは、未経験OKで入社し、すぐに専門知識や施術を研修で身に付けさせてくれるところが多い傾向にあります。もちろん、経験者や有資格者は優遇されます。ネイルサロンでも、未経験歓迎の求人はありますが、ネイルスクールに通ったり、通信講座で学び、民間資格を取得するなどして、知識と技術を学んでから仕事を始める方が多いようです。

・接客経験
美容業界のいずれの職種であっても、お客さまとの会話でライフスタイルや好みを知り、的確なアドバイスやデザインなどを提案できるコミュニケーション能力や、洞察力やカウンセリング術が求められます。そのため、アパレル販売や飲食店の接客、営業職など「接客経験」があれば評価されることでしょう。

美容業界の最近の動向

美容師は、経験を積んだら独立やのれん分けなどにより、自分の店を持つという流れがあるので、美容室の数自体は年々増え続けています。最近ではシェアサロンという形で、低コストで独立できる道もあります。
理容室の数は減りつつありますが、低価格を売りにしたり、美容室のようなオシャレな店舗にしたりなど、差別化を図る店舗が増えています。さらにニューヨークから始まったバーバーブームも注目されており、女性向けのシェービング、特にブライダルエステサロンでのシェービングの需要は順調です。エステサロンは近年、脱毛分野での美容医療の進出や競争により、低価格化が進んだことによって市場は伸び悩んでいます。ボディメイク関連でも、スポーツジムや美容家電と競合しているので、大手のエステサロンはメンズエステなどのサービスの多様化と、化粧品市場へ進出し、物販の売上の向上を図るといった動きを進めていますが、それでも福祉業界でリラクゼーション系の需要が増えるなど、エステやリラクゼーション分野は人手不足といわれています。
ネイルサロンやまつエクサロンは、店舗数は正確には把握されていないようですが、ネイルサロンは市場が既に成熟期に入っているため、価格競争にさらされています。それに対して、まつエクサロンなどのまつげ美容は、美容業界でもまだ成長できる分野と言われています。

未経験者で美容業界へ転職するなら

美容師と理容師は、美容専門学校に2~3年通ってから、それぞれの国家資格を受験して、合格しなければなりません。アイリストにも「美容師免許」が必要です。
そのため、未経験からチャレンジできるのは、エステサロンやリラクゼーションサロンで、研修が整っている大手系列の店舗というのが現実的かと思われます。正社員の採用も少なくないので、未経験からでも手に職が付くお得な仕事といえるでしょう。ネイリストも無資格でなれますが、ネイルスクールに通ったり民間資格を取得する人も多いので、転職で有利になるには、知識と技術の基礎はあった方が良いかもしれませんね。

美容業界のまとめと注意点

未経験で美容業界に飛び込むのなら、エステサロンやリラクゼーションサロンが転職しやすいでしょう。美容業界は、全体として年収が比較的低く、独立したり指名が増えたりなど、実力がモノをいう業界かもしれませんが、その分やりがいはあります。自分の好きなことを仕事にしながら、自分も、誰かも綺麗にしてあげるお仕事ですので、美容関係が好きな方にはもってこいの職業だといえるでしょう。Beauty plusjobでは、美容関係のさまざまな職種での求人を多数掲載中です!
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