鉄道工事をご紹介!


私たちの生活に馴染み深く、欠かすことのできない鉄道。旅客や貨物を載せ、列車を走らせるためには、ルートや駅の位置を選定して、線路や駅などをつくる必要があります。つまり、鉄道を完成させるためには、さまざまな調査や検証、実施に要する資金調達を行った上で、工事が始まります。そこで今回は「鉄道工事」に着目し、仕事内容や、やりがいについて解説いたします!取得していると役立つ資格についても触れているので、転職をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください⭐︎

鉄道工事の種類

そもそも鉄道工事とは、鉄道を走らせるために必要となる工事で、鉄道が安全に運行できるよう、レールの歪みを直す線路保守やメンテナンスの工事、快適な乗り心地を実現するための軌道整備や新設工事等があります。
鉄道工事と聞くと「駅」や「線路」といった、土木や建築のイメージが強いかもしれませんが、その他に「電気設備工事」も深く関わっているため、土木・建築・電気設備の、それぞれの分野での専門的知識が必要となります。

・電気設備部門
電気設備部門では、電車を走らせるために電気設備を整えて、メンテナンスを行う部門です。必要箇所に鉄塔を設置し、鉄道から鉄道まで電線を張って、必要に応じて古い電線を張り替える工事を行います。また、複数の電車が正しく走行できるよう信号機を設置したり、鉄道の照明の点灯チェックや、新しい照明を増やしたりします。他にも発電・変電設備に関する工事は、安全に電気が送られているか、点検とメンテナンスをしたり、新しく設備を新設したりする工事も行います。

・保線・土木(建設)部門
保線・土木(建設)部門は、運行に必要不可欠な線路やトンネルなどの土木建造物の保守と管理や、新設などを行う部門です。レールや、レールの下にある枕木の設置や交換を行い、レールのゆがみ修正などのメンテナンスも実施します。長い間、同じレールや枕木を使用していると、電車の車輪などによる摩擦の影響でさまざまな損傷を受けるので、電車を安全に運行するために古くなったレールや枕木を交換したり、 レールを削りゆがみや凹凸を無くすといった作業を行います。また、電車が走行するトンネルの壁や橋などの不具合を確認し、メンテナンスを行います。

・建築部門
建築部門は、新設工事や駅全体の改良工事などを行う部門です。例えば、駅に設置されているエレベーターや待合室の新設を行ったり、駅のバリアフリー化を行ったりします。他にも駅を利用する方が快適かつ安全に過ごせるよう、改良やメンテナンスなども行います。
また建築部門では建物を建てるだけでなく、企画や設計などの業務も関わっている場合が多く、利用者との接点が多い部門でもあるため、駅舎の管理方法などの意見も出し合いながら、施工していくのが一般的です。

鉄道工事のやりがい

・常に仕事がある
まずひとつめは「常に仕事がある」ということです。鉄道工事は、生活を支えるインフラ工事でもあるので、業界の中でも非常に安定した仕事と言えます。
また、新設工事を行った後も保守メンテナンス工事が付随するため、自分が携わった物件に、定期的に関わることができます。「作って終わり」ではないところが、鉄道工事のやりがいとも言えるでしょう。

・人の役に立つ
ふたつめは「人の役に立つこと」です。都心部に住む方の場合は、毎日電車を使う方も多いのではないでしょうか?また自分は使っていなくても、自分たちの暮らしで購入した物が、貨物として運ばれている場合もあるので、私たちの生活にとても密接に関係している仕事といえます。人々の暮らしを支える重要な役割だからこそ、やりがいを感じるという方も多いのではないでしょうか。

・収入が多い
みっつめは「収入が多い」ことです。レールや電気設備のメンテナンス工事などは、終電から始発までの夜間に行われるため、多くの企業では夜間勤務の手当が出るので、収入が増える傾向にあります。体が慣れるまでは、夜間に対応するのは厳しく感じるかもしれませんが、体が慣れてくると、同じ勤務時間でも収入が増えるので、メリットを感じるという方も多いでしょう。


鉄道工事は、鉄道が安全に運行できるよう、レールの歪みを直す線路保守やメンテナンスの工事、快適な乗り心地を実現するための軌道整備や新設工事等を指し、多くの人々の生活を支える重要な仕事です。体力や条件的に厳しい部分もありますが、それを上回るほどのやりがいも同時に感じられるお仕事です。
鉄道工事のお仕事に転職をお考えの方は、ぜひplusjobで検索してみてください!

条件を選んで検索

条件から探す

東京都

神奈川県

埼玉県

千葉県

line
line