普段、作業服を着て仕事をしているみなさん！！
防寒対策はどのようにしてとっていますか？
通勤の際はコートなどで防寒できますが、作業場や現場では防寒対策がイマイチのため、寒い中で仕事をしなければならないという人も大勢いると思います。寒いとそれだけで体力を消耗してしまい、なかなか効率よく働くことができませんよね。そうなると、やはり冬用の作業服を用意しなければ、日々の作業に支障をきたしてしまいます。とはいえ、実際にはどんな作業服を選べば冬でも快適に過ごせるか、迷う方も多いのではないでしょうか？そこで今回は、冬用の作業服を選ぶ際に重視したいポイントをご紹介したいと思います！
暖かさを担保できる作業服
当然ですが、冬場の作業における一番の天敵は、なんといっても「寒さ」です。手がかじかんでしまうと、細かな作業も難しくなるばかりではなく、体力も消耗してしまいます。防寒対策をしないままだと、なかなか100%の力を出し切って仕事に取り掛かることができず、満足のいく結果を出すことができません。そのため、冬用の作業服を選ぶ際には、まず「暖かさ」を第一に考える必要があります。「春・夏用の作業服の下に、暖かいインナーを着ればいい」と考える人もいるかもしれませんが、やはり寒さに備えて様々な対策が施されている冬用の作業服を購入したほうが賢明です。裏地が起毛になっているタイプや、袖口や裾が絞ってあるタイプの作業服は特に保温性に優れており、身体の熱を逃がしません。
また半屋外や屋外で仕事をするという人は、保温性だけでなく、風を遮断してくれる防風性を伴ったタイプの作業服を選んだ方が良いでしょう。そして、冬の屋外で作業をする際に侮れないのは、雨や雪などの悪天候です。
作業服が濡れてしまうと急速に身体の体温を奪い、体力を消耗してしまい、最悪の場合は身体を壊してしまう可能性もあります。そのような事態を避けるためにも、屋外作業時には、防水・撥水加工が施された作業服やコート、ジャケットなどを併用することにより、暖かく作業をすることができます。不安な人は、作業服の専門店で、店員さんに相談してみるのもいいかもしれませんね！
「軽さ・動きやすさ」も作業効率を左右する
「屋外で作業をする必要があるので、防風性に優れたものを着たい」と思い、リアルレザーのアウターを着てみたけれど、重くて疲れてしまううえに、服の可動域が狭くて、作業の効率が落ちてしまった…などという経験はありませんか？いくら保温性や防風性に優れている作業服だったとしても「重くて動きづらい」ものでは、作業に支障をきたしてしまいます。重くて動きづらい作業服を着たまま長時間にわたる作業をするとなると、余計な疲れが重なってしまいますので、冬用の作業服を選ぶ際には「軽さ・動きやすさ」を重視するのも大事なポイントです。冬用作業服や防寒服で定番の、中綿ジャケットなどを選ぶ際も、あまり厚みがありすぎるものを選んでしまうと、腕が動かしづらく感じるかもしれません。
そういう場合は、マイクロフリース生地が裏地に使われているものなどを選んでみるのも良いですよ◎一見細身に見えても、十分暖かいです。
「帯電防止加工」をされた作業服
暖かさを重視して重ね着をしたり、フリース素材などが使われている防寒服を身に着けている際に、どうしても発生してしまうのが静電気です。ただでさえ乾燥している冬場ですが、特に溶接など、火を扱うような現場では特に空気が乾燥しているため、静電気が発生する機会が多くなってしまいます。服にまとわりついて不愉快なうえ、バチッ！ と静電気が走ると痛いし、驚いてしまいますよね。これもただ「不愉快」だけで済ませられればいいですが、スパーク放電で周囲に燃え移りやすいものがある作業場や、半導体など高精度な製品を扱う作業場での静電気は、一歩間違えれば大事故につながってしまう可能性があります。現場によっては帯電防止加工が施された作業服を選ぶようにしましょう。
作業着とインナーを組み合わせ、防寒効果を高める
いくら防寒性に優れた作業服を選んで着ていたとしても、真冬の作業になるとどうしても冷え込んでしまうときも大いにあります。アウターを着て作業をするわけにもいかず、というときもありますよね。そんなときは、作業着とインナーを組み合わせて、防寒対策の効果を高めてみましょう。一般的な衣料品店で売っているインナーを身につけると、汗をかいたとき、インナーが肌に貼りついて不快だったり、汗で濡れたインナーが冷たくなって、体温を奪ってしまう可能性もあります。やはり、作業服の専門店で、冬用作業服に合ったインナーを購入したほうが良いです。
現場の環境に対応した作業服を導入しよう
いかがでしたか？寒い中の作業は、ただでさえ効率が下がりがちですが、防寒対策をしっかりと行うことによって、いつも以上のパフォーマンスを発揮できるかもしれません。もちろんですが、人により寒さへの対策は異なります。たくさん動いたり、薄着で作業する必要があるという方は、保温性に優れたインナー類をそろえたり、
屋外での作業が多いという方は防風性に優れたアウターを用意したりと、自分自身の業務と現場に合った防寒対策をして、厳しい冬場の作業を乗り切りましょう！
