ダイエットしてるのになかなか痩せられなかったり、体質から改善したいと悩んでいる、そこのあなた！
ダイエットを始めたのになかなか痩せられない理由は、ずばり痩せやすい体質になっていないからです。体質を変えられるの？と疑問に思うかもしれませんが、体質の改善は努力次第で可能です。体質が改善できれば、今取り組んでいるダイエットの効果が最大限に期待できます。そこで今回は体質を改善する方法などをご紹介いたします。この内容を参考に、簡単に痩せられる体質を手に入れましょう。
体質改善の方法とは！
ここでは、体質改善ダイエットの方法をご紹介いたします。痩せ体質は生まれながらのものではなく、自分の努力次第で手に入れられるものなのです。
・基礎代謝を上げる
痩せ体質を作るのに最も重要なのは、基礎代謝を上げるということです。基礎代謝とは、最低限の生活を送っているだけで消費されるエネルギーのことを指しています。痩せるためには、摂取カロリー＜消費カロリーとすることが必要となるため、基礎代謝を上げれば、毎日の消費カロリーが増えるので、痩せやすくなります。また基礎代謝が上がれば、毎日の消費カロリーが増えるため、太りにくくもなります。痩せ体質を作るとリバウンドしにくくなるのは、このためです。さらに、筋肉量が増えると基礎代謝も上がります。よって、痩せ体質を作るには、まずは筋トレが大切です。
・腸内環境を整えておく
痩せ体質を作るには、常に腸内環境を整えておきましょう。腸内環境が悪いと、便秘になりやすくなります。便秘とは、排便できずに不要な老廃物が腸内に溜まっている状態です。便秘を起こしてしまい老廃物が体内に残り続けると、必要以上に栄養素を吸収してしまって、太りやすくなります。また、便が排出されず体内に残っているので、消化にも時間がかかってしまい、栄養が細胞まで行き届かないこともあります。他にも、便秘になると血液がドロドロになり、基礎代謝が落ちてしまうため、注意が必要です。対策としては、食物繊維や乳酸菌を多く含んだ食べ物を摂取します。食物繊維を多く含む食べ物は「いも類」「豆類」「海藻類」「きのこ類」などが挙げられ、乳酸菌を多く含む食べ物は「納豆」「ヨーグルト」「味噌」などです。
・糖質の摂取量を意識する
痩せ体質を作るには、糖質の摂取量を意識することも挙げられます。糖質は、体を動かすための大切なエネルギーとなる栄養素ですが、糖質を摂取しすぎると脂肪に変わってしまうため、ダイエットにおいては摂取量に気をつけましょう。また糖質を摂取しすぎると、血糖値が急激に上昇します。血糖値が急上昇してしまうと、体内では「インスリン」の分泌が過剰に行われます。インスリンは、体内にある糖分を脂肪に変えて溜めこんでしまうので、分泌量が過剰になってしまうと太りやすくなるので注意が必要です。ダイエットでは、糖質制限を行った方が効果的ですが、制限のやりすぎもまた逆効果です。糖質制限を過度に行った場合は、体がエネルギーのない状態で生活をしようとしてしまいます。生きていくためのエネルギーの消費を最小限に抑えてしまうので、基礎代謝が下がり、逆に痩せにくくなります。
タイプ別の体質改善方法
続いてはなかなか痩せない人をタイプに分けて、体質の改善方法をご紹介いたします。あなたはどのタイプに当てはまるかを判断し、参考にしてみてください。
・食べ過ぎのタイプ
なかなか痩せられない理由として、食べ過ぎが当てはまる人の場合は、まずは食事量を調整できるようになることです。ダイエットのために運動を取り入れていたとしても、食べ過ぎているとまず痩せられません。食事量を少しでも減らせるように、以下の内容を意識をすると効果的です◎
・腹８分目を意識して食事をする
・ゆっくりと噛んで食べる
腹８分目を意識することで、食べ過ぎを防げます。またゆっくりとよく噛んで食べることによって、満腹中枢が刺激され、少ない量で満腹感を感じることができます。そして食べ過ぎのこのタイプが痩せられない原因は、摂取カロリーがオーバーしているだけではありません。腸内環境が乱れている可能性も考えられます。腸内環境を良くするためには、消化を促進させる必要があります。消化促進のためには「よく噛む」「食物繊維の摂取」を意識した食事を心がけましょう。他にも、腸内環境を良くするためには、口内環境を整えることも大切です。
・あまり食べていないのに痩せないタイプ
あまり食べてないにもかかわらず、痩せないタイプの人の改善方法をご紹介します。食事制限が過度になっている傾向があるため、基礎代謝が低くなっている可能性が高いです。軽い運動や筋トレを取り入れ、筋肉量を増やすことを意識ましょう。しかし、あまり食べていないためにエネルギーがなく、運動や筋トレをしていてもすぐに疲れやすくなっていて長続きしません。そのため、食事量をもう少し増やすことを検討してみましょう。他にも、食事制限のダイエットをしている人は「停滞期」に入っている可能性があります。停滞期とは、ダイエットをしていて、急に体重が減らなくなる時期のことです。停滞期は「体重が５%程度落ちた時期」「ダイエット開始から１か月程度経過した時期」に発生しやすく、停滞期の対処法としては「チートデイ」を取り入れると良いですよ◎チートデイとは、食事制限を行っている人が週に１日だけ、好きなものを食べて良い日です。チートデイを取り入れることによって、栄養素は十分にあると脳を騙すことで停滞期を抜け出せます。
・空腹ではないのになにか食べたくなるタイプ
空腹ではないのになにか食べてしまい、痩せられないタイプの改善方法を紹介します。満腹にもかかわらず、食欲が止まらずになにか食べてしまう行為を「エモーショナルイーティング」と呼びます。このエモーショナルイーティングは、イライラや不安など、ネガティブな感情に起因し発生しやすいと言われています。エモーショナルイーティングは、ストレスの発散や自律神経を整えると解決します。ストレスの発散方法としておすすめなのが「朝日を浴びる」ことや「リズムの良い運動をする」ことです。朝日を浴びたり、リズムの良い運動をしたりすると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。セロトニンが分泌されると「幸福感が増しストレスを感じにくい」「快眠ができる」など、自律神経を整える効果が期待できます。朝日を浴びながら、リズムの良い運動を同時に達成できるのが、朝のウォーキングです。朝のウォーキングは体温を上げる作用もあるので、さまざまな効果が期待できる運動です。
ダイエットをしていてもなかなか痩せられない人は、体質改善に取り組んだ方が良いとご紹介してきました。ここで痩せやすい体質を作るためには、どのような状態を目指すべきなのか、復習してみましょう。
・基礎代謝を上げる
・腸内環境を整えておく
・糖質の摂取量を意識する
痩せやすい体質を作るためには、基礎代謝を上げることが最も大切です。基礎代謝を上げることによって、日々の生活のなかで痩せやすい体を作ることができます。ダイエットをしていると「早く痩せたい」という想いから、過度な手段を取り入れたくなるかもしれませんが、痩せた後に太りにくい体質を同時に作ることも忘れずに取り組みたいところです。頑張りましょう！！
