美容クリニックとエステサロンの違い


美容クリニックの診療の種類はいくつかに分かれているので、当然それぞれで診療する内容は異なります。そして近年では男女問わず、以前に比べ美意識へのニーズの高まりから「エステサロン」の需要も高まってきています。ではこのエステサロンと美容クリニックは、一体何が違うのでしょうか?今回は、そんな疑問にお答えしていきたいと思います!

美容クリニックとエステサロンの違い

『美しくなるために利用する施設』という意味では、「美容クリニック」と「エステサロン」は、同じです。ネットで『美容』であったり『シワ・小顔・むくみの改善』などのキーワードを検索すると、美容クリニックもエステサロンもたくさんのお店が検索対象として表示されるはずです。しかし、美容クリニックとエステサロンは何が違うの?どちらを利用すればいいの?と、感じる方も実は少なくありません。名称はもちろんですが、施術する場所が違うことから分かる通り、この2つには決定的な違いがあります。それでは両者の違いを詳しくご紹介していきたいと思います。

①「治療」か「施術」か

この2つの最たる違いは「治療」か「施術」かという点にあります。

・美容クリニック:治療=医療行為
・エステサロン :施術

美容クリニックが行っているのは「医療行為」であり、外科的な処置を施し、即効性を求めている方が利用するものです。医療行為であるため、美容クリニックに勤務しているのは、医療に精通した「医師」や「看護師」なのに対して、エステサロンは「マッサージなどの施術を受け、非日常的な空間で癒されたい」という人が利用する施設となり、こちらに勤務しているのは「エステティシャン」です。いかにお客様にゆったりとした癒やしの時間を提供できるか?ということを念頭において、施術を行っています。エステは医療行為ではないため、例えば肌にメスを入れるような、外科的な施術を行うことはありません。このことから、即効性に欠けるというデメリットがあります。

②「同意書」の有無

同意書の有無も、美容クリニックとエステサロンの大きな違いのひとつと言えます。同意書へのサインが必要となるのは「美容クリニック」の方で、その理由として「美容医療は保険外治療であり、治療費が高額となる」からです。同意書には『施術代金』という項目が存在し「記載された金額までの支払いに同意する」ことの証明となります。もし仮に、同意書の金額を超えるようなことがあった場合には、当日の施術は拒否することも可能です。もし手術後に金額の相違があれば、大きな問題へと発展しかねません。同意書には他にも、施術予定日や施術を行うクリニックの詳細などが記載されています。
また、未成年の場合は、親権者(法定代理人)の同意も必要となります。

結論、オススメはどっち?

といいながらも、結局のところは利用者次第です。要するに「お店に通うことによって、何を得たいのか」ということが重要です。美容クリニックの場合、外科的な施術を行うために即効性があり、医学的知識を持った医師や看護師から「医学的見地から、美しくなるためにできる施術を解説してくれる」というメリットがありますが、保険外治療となる分、手術やレーザー治療などを行うこともあるため、費用が高額になります。それに対してエステサロンの場合は、クリニックに比べると費用を抑えて利用することができ、癒やしの空間の中で、リラックスしながら非日常感を味わうことができるという、寛ぎの時間の提供こそがエステサロンの最大のメリットと言えます。ただし、スタッフは医学に精通している人ではなく、外科的な施術を行うことはできないため、即効性には欠けるといったデメリットも存在します。以上のことから、どちらの方がと優劣を付けることはできず、どちらにもメリット・デメリットがあります。もちろん、美を追求される方であれば、どちらも合わせて利用するという手もありますが、そうなると掛かる費用も相応に高額となるため、自身の目的や予算を踏まえつつ、どちらを利用するかを決めていくのが良いでしょう。


美しくなるための施設という意味では、美容クリニックもエステサロンも同じですが、内容は上記のとおり、まったく別のものになります。美を追求するうえで、ご自身にとって何が必要か、どうしたいかによって、美容クリニックやエステサロンを選ぶようにしましょう。
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