美容師は人気の職業ですが、資格や検定を取ることによって、お仕事の幅が広がり、キャリアアップにも繋がることをご存知でしょうか?そこで今回は、美容師の方におすすめのメイクに関する資格や検定を5種類をご紹介したいと思います!ヘアメイクアップアーティストなど、美容師免許と併せて持つことによって、仕事の幅もぐっと広がり、活躍できるシーンも増えるでしょう。
①日本メイクアップ知識・技術検定試験
日本メイクアップ検定試験には、知識と技術の2種類があり、どちらも美容業界で働くプロの知識が取得できます。次に、それぞれの違いについて紹介していきます。
・知識検定
日本メイクアップ知識検定試験は、メイクアップ・スキンケア・化粧品・皮膚・顔分析・メイクアップの修整方法などの知識を、マークシート方式で実施する試験です。試験後、1か月後に合否通知と合格証としてディプロマが送付されます。日本メイクアップ知識検定はベーシックとアドバンスの2種類で構成される検定試験で、受験資格はベーシックに制限はありませんが、アドバンスでは「メイクアップアドバイザー検定試験合格者」もしくは「日本メイクアップ知識検定試験ベーシック合格者」が対象となります。受検料はそれぞれ、アドバンスで7,800円、ベーシックで5,800円です。
・技術検定
日本メイクアップ技術検定試験は、メイクアップを職業とする方の技術力や接客力、知識力を高めることを目指して、正しいメイク基準を習得できる検定です。1級・2級・3級の三段階で実施される検定試験となっており、受験資格と受検料は以下の通りです。
1級:2級合格者で12,000円
2級:3級合格者、2・3級同日受験者で7,800円
3級:誰でも受験可能で7,800円
②日本化粧品検定
日本化粧品検定とは、コスメや美容の正しい知識が学べる文部科学省後援の検定試験で、コスメ好きや美容の仕事に就く方にとっては、役に立つ知識が身に付くうえ、これを証明することができます。後日、合格者には合格証書が発行されます。こちらは1・2・3級で構成される検定となっており、3級はいつでも何度でも無料で受験することができます。2級では美容皮膚科学を中心に、スキンケアやメイクアップ、生活習慣上での美容やマッサージなど、トータルビューティーを学びます。1級は、化粧品の専門家を目指す方を対象とした内容となっています。「日本化粧品検定」の受検資格は特にありません。受検料は1級で12,000円、2級で8,000円、3級は無理です。
③メイクアップアドバイザー検定
メイクアップアドバイザー検定は、メイクアップを必要とする美容技術者のスキル向上と、活動支援を目的としたメイクアップ技術検定で、内容としては技術・知識・施術マナーという、技術と知識が審査対象となっており、検定で行う手順に決まりはありません。受検形式はオンラインで、受験資格に制限はありません。受検料は6,000円で、公式テキスト代金が10,000円、検定対策パックが18,000円、さらにその上を目指すプロ向けの検定対策パックが14,800円で用意されています。
④スキンケアアドバイザー
スキンケアアドバイザーは、スキンケアのプロとしての知識が通信講座で学べる資格です。自宅で好きな時間にスキンケアの専門知識が動画で身に付き、自己PRや美容業界の仕事に活かすことができます。スキンケアアドバイザーの受講資格に制限はなく、通信講座料金は54,800円です。
⑤メイクセラピー検定
メイクセラピー検定とは、心理カウンセリングの手法を取り入れたメイクアップの技法で、化粧療法の一環として位置づけられている検定です。心理面のアプローチに必要な「メイクセラピー的心理学」「コミュニケーション」、さらにメイクアップに必要な「メイク理論」「色彩学」などの各分野から出題され、特級・1級・2級・準2級・3級の5つから構成された検定です。スキンケアアドバイザーの受講資格としては、特級は1級合格または認定講座の受講者が対象となっており、1級は2級合格者が対象です。2級までは制限がありません。検定料はそれぞれ、特級で12,000円、1級で10,000円、2級で8,000円、準2級で5,000円、3級で3,000円です。
今回は、美容師にとって役立つ検定と資格の種類について解説いたしました。働くサロンや顧客のニーズ、またご自身のお仕事や得意な分野、伸ばしたいスキルに見合った検定や資格を選ぶようにして、今後のキャリアアップに反映させていけるといいですね!
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