建築業界の仕事は、専門的な資格が必要になるだけでなく、緻密な計算スキルも求められるため、一般的には理系のイメージが強い業界です。しかし、必ずしも理系の方しか建築業界で活躍できないというわけではありません!文系の方でも活躍できる建築業界のお仕事は、実はたくさんあります。建築業界の花形といえば、確かに設計や施工など、専門的な仕事かもしれませんが、これらの仕事に就くには、長い実務経験や、大学・専門学校での経験が必要ですが、その一方で、建築業界の仕事は設計や施工ばかりではありません。一般的な企業のように営業や経理、人事など、さまざまな仕事があります。文系から建築業界を目指すのであれば、建築業界の中で国家資格の所有が義務付けられていない分野を探すと良いでしょう◎
建築業界にはさまざまな経歴を持つ人がいる
実際に建築業界で働いてみると、さまざまな経歴を持つ方々が集まっていることに気づきます。文系はもちろん、マーケティングや法学、国際交流など、さまざまなことを学んだ人達が、さまざまな理由で建築業界で働いています。建築業界とはまったく関係のない学部に行ってしまったけど、建築業界に携わる夢をあきらめきれなかったり、在学中に建築に興味が出て、業界を目指すようになったという人も少なくありません。大学には進学せずに、若いころから建築業界で働き続けてきた人や、まったくの異業種から建築業界に飛び込んだ人もたくさんいます。文系だから、国家資格がないから、建築科目を履修していないからということを、必要以上に気にする必要はないのです。
建築を学んでから異業種へ就職する人も多い
もちろん、建築を学んだ人は必ず建築業界に進まなければならないというわけではありません。建築学部を卒業したあと、まったく関係のない仕事に就職したり、国家資格まで取得はしているものの、専業主婦として生活しているという人もいたりと、仕事というのは実際に働いてみるまでは本当の意味で自分に合っているかどうかは判断することが難しい部分もあるため、異業種から建築業界へと転職することも、またその逆も多くあります。
文系が建築業界へ転職するには
文系の方が建築業界へ転職や就職をするためのポイントを3つご紹介いたします。なぜ建築業界がいいのか、建築業界では何ができるのか、何をすれば有利なのかを考えて、対策を取りましょう。
①建築業界を志望する理由を明確にしておこう
もちろん文系の方も建築業界で働けるのですが、やはり理系の人が多いのも事実です。文系の方が建築業界へ転職する際には、必ずと言っていいほど「なぜ建築業界を志望するのか」という質問がされます。事務職や営業などは建築業界でなくてもたくさん仕事があるので、特に聞かれやすく、事前の対策が必要です。建築業界に惹かれる理由や、建築業界でどのように活躍したいと思っているのかなど、明確に説明できるようにしておくと良いでしょう。
②自分ができることをアピールしよう
建築業界に関する知識や実績がなくても、志望する仕事に対しての適正をアピールすることができれば、転職や就職は有利に進められます。正確な仕事が得意であれば経理が向いていますし、コミュニケーションスキルが高い方は営業職が向いています。自分の特性やこれまでにしてきたこと、学生時代や前職での経験をしっかりとアピールしましょう。
③建築に関する資格を取得していると有利です
建築業界への転職を目指す場合、建築に関する資格を取得しておくと、転職や就職の際に有利になるのでおすすめです。建築業界には、専門の学部を卒業していることや、実務経験が一定以上あることが求められる国家資格もありますが、誰でも受験することができる民間資格も豊富にあります。インテリアコーディネーターやCADオペレーター、簿記やファイナンシャルプランナーなど、建築業界で役に立ち、転職時にアピールできる資格がないか考えてみましょう。
文系の方も建築関係で積極的に活躍しよう!
建築業界には、文系や理系を問わず、さまざまな経歴を持つ人が集まっています。経歴を問わず働ける仕事もたくさんありますので、文系であることを必要以上に引け目に感じる必要はありません!自分ができることや得意なことを考えて、建築業界の中から自分にぴったりの仕事を探しましょう!plusjobでは文系の方が活躍できる建築業界の職種での求人も多数取り扱っております。転職をお考えの方は、ぜひplusjobをご活用ください。