介護職の履歴書の書き方とコツ


履歴書の書き方に迷ったら、ぜひこの記事を参考にしてみてください!履歴書の項目ごとの書き方をご紹介いたします。資格の正式名称や、失敗しないためのNG例もご紹介していますので、介護職の転職活動に必要な履歴書作成のポイントがわかります! 

履歴書の書き方・基本編

履歴書で、あなたの印象をアップさせるための最初のポイントは「丁寧さ」と「マナー」です。まずは、必ず知っておきたい履歴書の基本マナーをおさえましょう!

・履歴書作成は、原則は手書きで丁寧に

最近では、パソコンで作成された履歴書も一般的になりつつありますが、介護業界の場合は原則として手書きがおすすめです。大切なことは、字がきれいかどうかというよりも「一生懸命に、丁寧に」書かれているかということです。字を書くのが苦手でも、丁寧に書かれた文字から、あなたの熱意や誠意は十分に伝わります。ただし、あまりにも字に自信がないという場合にはパソコンで作成するのも良いでしょう。

・誤字や脱字に注意!後から訂正はNG

誤字や脱字があると、それだけでマイナスの印象となってしまうこともあります。もし間違えてしまったら、もう一度新しい履歴書に書き直しましょう。間違えた文字を、修正液や修正テープで訂正したり、線で消して書き直すことは避けてください。誤字や脱字ではありませんが、略字を使わないことや日付の西暦・和暦を統一することも、履歴書の書き方の大事なポイントのひとつです。

・筆記用具は黒のボールペンで

書き損じた時、簡単に訂正できるからといって鉛筆やシャーペンで書くのはNGです。社会人としての常識を疑われてしまいますので、履歴書には黒(または青)のボールペンか万年筆で書くようにしましょう。ただし、消せるボールペンを使うと、熱や摩擦で文字が消えてしまうことがあるので、履歴書を書くときには、消せるボールペンを使うことも避けてください。書き終わった後は、文字の「にじみ」や「かすれ」がないか、しっかりと確認することも大切です。

・コピーした履歴書や使いまわしもNG

手書きの履歴書をコピーするのも絶対にNGです!採用担当者に「うちは軽く見られている」と思われてしまうこともあるため、印象が悪くなります。また、他の事業者から返却された履歴書を使い回すことも絶対に避けましょう。使い回しは日付だけで簡単に分かる上、採用担当者に他事業者に応募したことや、不採用になったことまで知らせてしまうことになります。

・証明写真は必ず添付すること

写真がないだけで、非常識だと思われてしまいます。証明写真の添付の指定がない場合であっても、必ず写真は添付しましょう。写真は、採用担当者が真っ先に目を止める部分と言われている、履歴書の重要ポイントのひとつです。好印象の証明写真で、イメージアップをめざしましょう。

・書き終わった履歴書は、提出前にコピーをとる

面接の際に、採用担当者は履歴書を見ながらあなたに質問をします。もし、履歴書に書いてある内容とあなたの面接での受け答えに合わない点があると、採用担当者から「信頼のできない人」と思われる可能性もあります。面接の前に、もう一度履歴書の内容を確認できるように、手元にコピーを残しておくと良いでしょう。

項目別の履歴書の書き方

いざ、履歴書を書こう!と思っても、何をどう書けばいいのか、迷ってしまうこともありますよね。一般的な履歴書のフォーマットをもとに、それぞれの項目に書く内容やポイントを確認していきましょう。

・学歴、職歴

「学歴」と「職歴」の項目ごとに分けて記入し、最後の行の右端に「以上」と記入します。年月は、他の項目と西暦・和暦を統一してください。学校名は正式名称で記入し、県立・私立なども書き忘れないようにしましょう。

[例]県立○○高校 → △△県立○○高等学校
・小学校と中学校は卒業年月のみを記入
・高校と大学は入学・卒業それぞれの年月を記入。学部や学科や専攻も記入する

《スペースが足りない時は?》
最終学歴のひとつ前から記入してもいいが、同郷や出身校が同じなど、面接時の話題につながることもあるので、書ける部分は書いておいた方がいいでしょう。

《介護や福祉と関係のない学歴を書いてもいいの?》
介護や福祉業界では、学歴よりもやる気や考え方など、人間的な部分が重視される傾向があります。あなた自身をよく知ってもらうために、ぜひ書いてください。また今までの介護業界にはない能力を持つ人材として、評価してくれる事業者もあります。ただし、まったく違う業界から、介護や福祉業界に転身する場合は、その理由を面接などで明確に伝えられるよう準備しておいた方が良いです。

《職歴はどこまで書けばいいの?》
正社員と契約社員の職歴を記入すれば問題ありませんが、基本的にはすべての職場を記入した方が良いでしょう。派遣やパート、アルバイトでも、応募する仕事へのアピールにつながる経験なら、その職歴を記入することをおすすめします。ただし、あまりにも短期間の場合は逆効果となります。少なくとも、2か月以上の勤務であることが目安となります。

・免許と資格

介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員などの資格を、取得した日の早いものから順番に、取得日とともに記入します。資格名は通称ではなく、正式名称を書きます。また、法改正などにより、取得時と資格名が変わっている場合があるので、事前に必ず確認しましょう。基本的にはすべての取得資格を記入しますが、多数の資格を取得している場合には、介護・福祉系・医療など、応募する求人に関連する資格のみに絞った方が良いです。
逆に、取得資格が少なく現在取得予定(勉強中)の資格がある場合には、その内容を記入しましょう。

[例]○○資格取得のために勉強中(または受講中)

*間違いやすい介護資格の正式名称例
・ホームヘルパー2級 → 訪問介護員2級養成研修課程修了
・ケアマネジャー → 介護支援専門員
・初任者研修 → 介護職員初任者研修

【保有していれば必ず明記する介護と福祉の資格】
・ケアマネジャー(介護支援専門員)
・介護福祉士
・社会福祉士
・介護職員初任者研修
・ホームヘルパー1級・2級(訪問介護員)
・介護職員基礎研修
・実務者研修

【仕事の内容に関係しそうな場合に、明記すると良い介護と福祉の資格】
・認知症ケア専門士
・福祉住環境コーディネーター1級・2級・3級
・ガイドヘルパー(移動介護従事者)
・難病患者等ホームヘルパー
・福祉用具専門相談員
・手話通訳士
・介護食士
・音楽療法士
・介護予防運動指導員
・高齢者コミュニケーター
・介護事務(ケアクラーク)

・本人希望記入欄

希望する勤務地や、勤務時間を記入するのが一般的です。細かな内容について、面接時に採用担当者と話す機会がありますので、履歴書には、あなたにとって本当に重要なポイントだけをシンプルに記入しましょう。当然ですが、たとえば「夜勤スタッフ募集」という応募先事業者の募集要項に対して「夜勤は難しいです」といったような、アンマッチがないことも確認しておきましょう。

・志望動機とアピールポイント(もしくは特技、好きな学科、得意な科目・分野、趣味など)

履歴書の中で、最もあなたのやる気やスキル、強みなどをアピールできる項目です。つまり、ここが履歴書作成の最重要ポイントとなります。たとえば、志望動機では「将来性にひかれました」、アピールポイントでは「やる気は人一倍あります」といったような、あいまいで使い古された言葉のみでは、採用担当者に印象づけることは難しいでしょう。志望動機はできるだけ具体的な事例をあげるようにし、あなたなりの言葉で、自分を最大限にアピールしましょう。


いかがでしたか?
履歴書作成に悩んでいる方や、これから履歴書を書く方のお役にたてると幸いです。医療や介護、福祉関係のお仕事をお探しの方は、ぜひplusjobで求人検索をしてみてください!plusjobは医療・介護・福祉に特化した求人サイトで、様々な条件からお仕事を検索することができます。転職をお考えの方は、plusjobにお任せください!

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